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🦎 この記事の結論(先に要点だけ)
7個すべて孵化しました。産卵から43日目(9月28日)に孵化を見つけ、44日目(9月29日)に全部の卵が孵りました。
前回(5月)は同じメスの卵が7個とも孵りませんでした。そのときの反省を、今回の管理に入れています。
管理は冷温庫で30℃・湿度80%。湿度は、冷温庫の中に水を入れたガラスのコップを置いて保ちました。前回は湿度60%前後でした。
いちばん効いたと思うのは、親の栄養と紫外線。5月から8月ごろまで、日中に太陽光を浴びせていました。
2026年9月28日、8月16日に産卵したゼノガマの卵が孵化しているのを見つけました。翌29日には、7個すべての卵が孵りました。
このメスは、5月に産んだ7個が1個も孵化しなかった個体です。そのときの経過と原因の考察は「ゼノガマの繁殖失敗|7個の有精卵が孵化しなかった記録」に、今回の産卵の様子は「ゼノガマの産卵記録|掘り始めから埋め戻しまでの1時間と7個の卵」に書いています。
この記事は、前回から何を変えて、どう孵化したのかの記録です。
孵化までの経過
| 日付 | 産卵からの日数 | できごと |
|---|---|---|
| 2026年8月16日 | 0日目 | 7個産卵。プリンカップ(床材はハッチライト)で管理を開始 |
| 8月末ごろ | 約2週間 | 朝晩の冷え込みに備えて、卵を冷温庫に移す |
| 9月28日 | 43日目 | 孵化しているのを発見(時刻は不明) |
| 9月29日 | 44日目 | 7個すべてが孵化 |
産卵記録では「45〜50日で孵化しはじめる」と予想していましたが、今回はそれより少し早い43日目でした。前回は50日目に1匹が殻を破ったものの出てこられず、53日目に開卵して全滅を確認しています。
前回と今回の比較
| 項目 | 前回(2026年5月) | 今回(2026年8月) |
|---|---|---|
| 母個体 | 同じメス | 同じメス |
| 卵の数 | 7個(すべて有精卵) | 7個 |
| 管理 | 冷温庫 | 最初の2週間ほどは爬虫類部屋のまま、その後は冷温庫 |
| 温度 | 30〜31℃ | 室温28〜30℃ → 冷温庫で30℃ |
| 湿度 | 60%前後 | 冷温庫に移してからは80% |
| 孵化までの日数 | ― | 43〜44日 |
| 結果 | 7個すべて孵化せず | 7個すべて孵化 |
温度はほとんど同じです。大きく変えたのは湿度と、親個体の環境でした。
冷温庫に移した理由|窓を開けると23〜24℃まで下がる
爬虫類部屋は6畳ほどで、冷暖房はつけていません。窓は少し開けています。
産卵からしばらくは室温が28〜30℃と高かったので、卵は部屋に置いたまま管理していました。ただ、秋口になって朝晩が冷え込むようになると、窓を開けている部屋は23〜24℃くらいまで下がります。
そこで、冷え込みが厳しくなる前に卵を冷温庫に移しました。冷温庫の中は、ある程度一定の温度を保てていました。前回も冷温庫で管理していたので、温度を一定に保てることは分かっていた道具です。
湿度は、水を入れたコップで80%に
前回の失敗記録で、原因の候補のひとつに「孵化直前の湿度不足」を挙げていました。湿度が足りないと、卵の内側の膜が乾いて硬くなり、育ちきったベビーが殻を破れないことがあるためです。
そこで今回は、冷温庫の中に水を入れたガラスのコップを置いて、湿度を保つようにしました。温湿度計で確認しながら、湿度80%で管理しています。
いちばん効いたと思うのは、親の栄養と紫外線
温度と湿度も変えましたが、私がいちばん大きかったと感じているのは、母個体のコンディションです。
今年の5月から8月ごろまで、日中に太陽光を浴びせていました。前回の失敗の主な原因として考えていたのが、親のカルシウム・栄養状態の不足だったからです。
8月に産んだ卵は、ハリとツヤがいいように感じました。前回は「殻がぶよぶよしている」という印象だったので、見た目にも違いがありました。
ただし、どれが効いたのかを1つに決めることはできません。親の環境、湿度、管理方法を同時に変えているからです。ここに書いたのは、あくまで私の見立てです。
孵化後のベビー
体重はまだ測っていません。餌は、デュビアのSSサイズをケージにばらまいて与えています。
ベビーの立ち上げ方は「ゼノガマのベビーの育て方」、オスとメスの見分け方は「ゼノガマ・テイラーの雌雄判別」にまとめています。
爬虫類の繁殖の楽しさと難しさ
これまでレオパとゼノガマの繁殖をしてきましたが、孵化したときの嬉しさは、何度やっても変わりません。
一方で、繁殖は思いどおりにはいきません。今回と同じメスの卵が、5月には7個とも孵りませんでした。温度を一定に保っていても、親のコンディションや孵化直前の湿度ひとつで結果が変わります。
うまくいかなかった記録を残していたからこそ、今回は変えるべきところが分かりました。ゼノガマに限らず、レオパやフトアゴなど卵で殖える爬虫類の繁殖では、失敗の記録がそのまま次の手がかりになると感じています。繁殖の全体像は「ゼノガマの繁殖記録」に書いています。
まとめ
- 8月16日に産んだ7個が、43〜44日目(9月28〜29日)にすべて孵化した
- 同じメスの卵が、5月には7個とも孵化しなかった
- 最初の2週間ほどは室温28〜30℃の部屋で、朝晩の冷え込み前に冷温庫へ移して30℃で管理した
- 冷温庫に水を入れたガラスのコップを置き、湿度80%を保った(前回は60%前後)
- いちばん効いたと思うのは、5〜8月に日中太陽光を浴びせた親個体のコンディション
前回の失敗から、ちょうど1クラッチ後の結果でした。次の繁殖でも、同じように経過を記録していきます。
この記事は私自身の飼育記録です。孵化した理由の考察は経験にもとづく見立てで、断定ではありません。




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