ゼノガマのベビーの育て方|立ち上げと餌のコツ

ゼノガマ
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卵が無事に孵ったら、いよいよベビーの立ち上げです。孵化したばかりのゼノガマは指先に乗るほど小さく、最初の数日の扱いが肝心です。この記事では、我が家でやっているベビーの立ち上げ方と、餌・環境のポイントを紹介します。先に結論を言えば、孵化してすぐは餌を与えず「初うんち」を待ち、立ち上がったらSSサイズのデュビアから始める、これが基本です。ここでは、ゼノガマのベビーの育て方を、立ち上げや餌やりのコツを中心に、自分の経験からまとめます。

ゼノガマのベビーは孵化直後が肝心

孵化したばかりのベビーには、すぐに餌を与えません。孵化後2〜3日は餌を与えず、ベビーが最初のうんち(初うんち)をするのを待ちます。これは、お腹に残ったヨークサック(栄養)を使い切らせるためです。初うんちが、消化器官が動き出して餌を受け入れる準備ができたサインになります。焦って早く与える必要はないので、ここはじっと待ちます。

最初の餌:初うんち後にSSサイズのデュビアから

初うんちを確認したら、SSサイズのデュビアを与え始めます。ベビーはとても小さいので、口に入る小さな餌から始めるのが基本です。最初はうまく狙えなかったり食べムラがあったりしますが、徐々に慣れていきます。

餌の幅を広げる

ピンセットから食べてくれるようになったら、餌の種類を少しずつ広げていきます。我が家では、フトアゴ用の小さい人工飼料を与えたり、小松菜などの葉物野菜を細かく刻んで与えたりしています。成長期のベビーは栄養が大切なので、カルシウムの添加も成体と同じように意識しています。少しずつ食べられるものを増やしながら、しっかり立ち上げていきます。

ベビーの飼育環境

ベビー用のケージにも、バスキングスポット・水場・餌皿を用意しています。基本は成体と同じで、温度勾配をつくり、紫外線(UVB)を当てられるようにしておきます。ただ、体が小さいぶん乾燥や温度変化の影響を受けやすいので、水を切らさないこと、極端な環境にしないことには、成体以上に気をつけています。

孵化したばかりのゼノガマのベビー

水切れに注意(広く浅い水皿を使う)

小型のうちは、水切れが特に大きなリスクになります。新鮮な水を切らさないようにし、ベビーがしっかり水分をとれる環境を保つようにしています。水皿は、広くて浅いものを使うようにしています。理由は二つあって、一つはベビーが溺れないようにするため。もう一つは、ベビーが自然と水の中に入ったときに、口元についた水滴から水分を補給できるのではないか、と考えているからです。小さな体でも安全に水分がとれるよう、浅さを意識して選んでいます。

サイズ差が出たら分けて管理する

同じ時期に孵った兄弟でも、数ヶ月ほど経つと体の大きさに差が出てきます。そのまま一緒にしておくと、大きい個体が小さい個体を追いかけ回し、成体のときと同じように尻尾が切れてしまうことがあります。尻尾をきれいな状態のまま育てたい方は、サイズ差が出てきた段階で分けて管理することをおすすめします。

まとめ

ゼノガマのベビーは、孵化後すぐは餌を与えず初うんちを待ち、SSサイズのデュビアから立ち上げて、徐々に餌の幅を広げていく——これが基本の流れです。小さいぶん水切れと環境変化に気をつけて、焦らず育てていくのが一番だと思います。産卵から孵化までの流れは産卵と卵の管理に、繁殖全体の記録は繁殖記録に、飼育の全体像はゼノガマの飼育方法にまとめています。

参考:アガマ科の分類(日本爬虫両棲類学会)

ゼノガマのベビーは体が小さく、最初の数週間はとくに温度と湿度の安定が大切です。環境の変化にも弱いので、焦らず少しずつ餌に慣らしていくと、丈夫な個体に育てやすいと感じています。

あわせて読みたい:ゼノガマの飼育方法餌の与え方お迎えガイド

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