ゼノガマをショップやイベントで見かけて、「この子はどうやって迎えるんだろう」と気になった方も多いと思います。流通量がそれほど多くない種なので、情報も探しづらいですよね。この記事では、私自身が飼育・繁殖をしてきたなかで感じた、迎える前に知っておきたいことをまとめました。結論を先に言うと、温度と紫外線さえ押さえれば、初心者でも付き合いやすい種だと思います。ここでは、ゼノガマをどこでお迎えできるか、価格の目安や選び方を、自分の経験からまとめてみます。
ゼノガマはどこでお迎えできる?
この記事にたどり着いた方は、すでにショップなどで実物を見かけているかもしれません。基本的には、見かけたお店でそのまま迎えるほか、爬虫類イベント(即売会)や専門店の通販でも出会えます。流通量は多くないので、状態のよい個体に出会えたら、その縁を大切にするくらいの気持ちでいいと思います。イベントが初めてなら、はじめての爬虫類イベントの記事もあわせてどうぞ。
価格の目安
価格は、私の感覚では4万円前後が目安になることが多いと思います。WC(野生個体)かCB(国内繁殖個体)か、また個体の状態やサイズによっても上下します。安さだけで選ぶよりも、しっかり餌を食べている、立ち上がった状態の個体を選ぶ方が、結果的に安心して飼い始められると思います。
初心者でも飼える?飼育難易度
小型で、思った以上に丈夫な種なので、爬虫類の飼育がはじめてでも十分に挑戦できると思います。ただし、乾燥した暖かい地域の出身なので、温度勾配のある環境づくりと紫外線(UVB)の用意だけは省略しないことが大切です。逆に言えば、この2つさえ押さえておけば、神経質になりすぎなくても付き合える種だと感じています。具体的な設備はゼノガマの飼育環境で紹介しています。
健康な個体の選び方
お迎えのとき、私が見るようにしているのは次のあたりです。目がしっかり開いていてくぼんでいないか、体型はどうか、その場で動きに元気があるか、そして可能なら餌を食べているかどうか。体型については、ゼノガマはもともとずんぐりむっくりした体つきが普通なので、痩せている個体よりも、少しぽっちゃりしているかなと思うくらいの方がちょうどいいと思います。特に「餌を食べている個体か」は、立ち上げの苦労を大きく左右するので、確認できるなら確認しておきたいところだと思います。
迎える前に準備しておきたいもの
生体を迎えてから設備を慌てて揃えると、最初の数日を不安定な環境で過ごさせてしまいます。ケージ・紫外線ライト・バスキングライト・床材などは、先に立ち上げて温度が安定しているのを確かめてから迎えるのが理想だと思います。実際に使っている飼育用品も設備記事にまとめています。
寿命と、長いお付き合いになること
ゼノガマの寿命はおよそ10年とされています。小型のトカゲとしては長く付き合える部類で、それだけに、迎えることは10年先まで責任を持つということでもあります。そこを納得したうえでお迎えできると、お互いに幸せだと思います。
まとめ
出会いの場は限られますが、ショップやイベントで縁があれば、ぜひ前向きに検討してみてほしい種です。迎える前に環境を整えて、元気な個体を選ぶ——この2つを押さえておけば、最初の一歩はぐっと安心になると思います。飼育の全体像はゼノガマの飼育方法にまとめているので、あわせて読んでみてください。


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