リクガメのカルシウムは、甲羅や骨の健康を支える大切な栄養素です。リクガメの健康維持に欠かせないのがカルシウムです。ただ、カルシウム剤は「ビタミンD3入り」と「D3なし」があったり、与え方に迷ったりと、意外と分かりにくい用品です。この記事では、14年以上の経験から、カルシウム・サプリの選び方と与え方を整理します。結論を先に言うと、見るべきは「D3の有無」と「与える頻度」です。
具体的には、普段はD3なしの「GEX エキゾテラ カルシウム 40g」を使い、週に1回ほどD3入りの「GEX エキゾテラ カルシウム+ビタミンD3 40g」に切り替えて使い分けています。
リクガメのカルシウムはなぜ必要なのか
リクガメは、甲羅も骨もカルシウムでできています。不足すると甲羅の変形や骨が弱るといったトラブルにつながります。そして、カルシウムを体に取り込むにはビタミンD3が必要で、D3は紫外線(UVB)を浴びることで体内でつくられます。つまり、カルシウムとUVBはセットで考えるものだと思っています。紫外線ライトについてはリクガメの紫外線ライトの選び方にまとめています。
D3入りとD3なしの違い
カルシウム剤には、ビタミンD3が入ったものと、入っていないものがあります。UVBライトでしっかり紫外線を当てている環境なら、体内でD3がつくられるので、普段はD3なしのカルシウムを基本にする、という考え方ができます。一方、UVBが不足しがちな環境では、D3入りで補うという選び方もあります。D3は摂りすぎも良くないとされるので、自分の飼育環境(UVBの当て方)と合わせて選ぶのがポイントだと思います。
私の与え方と頻度
カルシウムは、餌に軽く振りかけて与えるのが一般的です。私の場合は、葉物野菜を与えるときには必ずカルシウムを添加するようにしています。一方で、マズリのトータスダイエットのような総合栄養の人工フードを与えるときは、もともと必要な栄養が配合されているので、カルシウムの添加はしていません。
頻度で意識しているのは、D3入りのカルシウムは控えめにすることです。以前、うちのリクガメを獣医さんに診てもらったときに、「D3入りのカルシウム剤は週に1回ほどで大丈夫」と教わりました。それ以来、D3入りは週1回程度の補助にとどめ、普段の葉物野菜にはD3なしのカルシウムを使うようにしています。
というのも、D3は摂りすぎが良くないとされますし、口から与えたD3が体内でどれだけ吸収・活用されているかは、まだはっきり分かっていないという話も聞いたことがあるからです。そこで私は、D3は基本的に紫外線(UVB)を浴びて体内でつくられる分を主に考え、D3入りカルシウムはあくまで補助、という使い分けにしています。
私が使っているカルシウム剤
エキゾテラ カルシウム(40g)
D3入りとD3なしの両方を用意しています。普段の葉物野菜にはD3なし、週に1回ほどD3入り、という使い分けで使っています。
ポゴナ・クラブ 炭酸カルシウム
こちらはコスパが良く、気兼ねなく使えるので重宝しています。日常的にカルシウムを添加するなら、コスト面はけっこう大事だと感じています。
カルシウムの補給+くちばしを整える意味でカトルボーンも使用することがあります。
まとめ
カルシウム剤は、「D3の有無」を自分のUVB環境に合わせて選び、適量を定期的に与えるのが基本です。私の場合は、葉物野菜にはD3なしを必ず添加し、D3入りは週1回ほど、総合栄養の人工フード時は添加なし、という使い分けにしています。餌全体の考え方はギリシャリクガメの餌の考え方に、紫外線は紫外線ライトの選び方に、飼育の全体像はリクガメの飼い方 完全ガイドにまとめています。
参考:リクガメの生態・病気(専門獣医師によるリクガメ情報室)
不足すると甲羅の変形や代謝性骨疾患(MBD)につながることもあるので、リクガメのカルシウムは、日々の餌の中で上手に補ってあげたいところだと感じています。
あわせて読みたい:餌の考え方・給餌頻度/リクガメの健康チェック/リクガメの飼い方 完全ガイド


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